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日本の気候

日本の気候は、ほとんどの地域は 温帯に属し、温帯のうちの温暖湿潤気候に属します。しかし、日本は南北に長いので、南の沖縄県と、北の北海道とでは、気候が大きくことなります。北海道や東北地方は 亜寒帯(冷帯)に属します。また、沖縄県の気候は、亜熱帯に属します。日本が他の国と比べて四季がはっきりしているのは、周りを海で囲まれているので、海流の影響を受けること、そして、冬に北西からの偏西風、夏に南東からの季節風が吹くためです。

日本の春(3月~5月)

春は、日本付近を高気圧と低気圧が交互に西から東へと通過し、天気は数日の周期で変わります。気温の変化も大きく、低気圧の東側では南からの暖かい空気が流れ込むため、気温は上昇しますが、低気圧の西側では、北からの冷たい空気が流れ込むため、気温は下降します。春の後半は高気圧に覆われる日が多くなって日照時間が次第に多くなります。

日本の春(3月~5月)

日本の夏(6月~8月)

夏は南東からの季節風の影響を受け、降水量が多く蒸し暑い天気が続きます。全国的に晴れて気温が高くなります。気温は全国的に30℃を超える日が多くなり、北海道と沖縄の気温差は5℃前後と小さくなります。最近はゲリラ豪雨といわれる、突発的で予測不可能な集中豪雨が降ることが多くなっており、注意が必要です。沖縄・奄美では8月に 台風の接近数が多くなります。

日本の夏(6月~8月)

日本の秋(9月~11月)

9月は、秋雨前線や台風の影響で降水量が多くなりますが、西日本を中心に残暑の厳しい年もあります。10月は移動性高気圧に覆われてさわやかな晴天となる日が多くなります。11月になると、低気圧の通過後には一時的に冬型の気圧配置となる日が現れ、日本海側を中心に時雨の日が多くなり北日本では雪が降り始めます。

日本の秋(9月~11月)

日本の冬(12月~2月)

日本の冬の特徴は、北西からシベリア気団がやって来ることに影響されます。この気団は大陸で発生した時には、とても冷たく、そして乾いた空気の塊ですが、日本海を通過する時に水分を大量に取り込みます。そのため日本海側は、世界的に見ても指折りの豪雪地帯となります。日本海側では雪の日が多く、山沿いを中心に3mを超す積雪となる所もあります。一方で、太平洋側では山から吹き下ろす乾いた風となり晴れの日が多くなります。 気温は、北海道では氷点下の日が続きますが、沖縄・奄美では15℃以上の日が多く、北海道と沖縄では20℃以上の気温差があります。

日本の冬(12月~2月)

日本の気候区分

日本の気候は6つの特徴的な気候に分けられます。それぞれの地域で降水(雪)量、季節の平均気温が変わります。

・北海道の気候
・太平洋側の気候
・日本海側の気候
・中央高地の気候
・瀬戸内海の気候
・西南諸島の気候

日本の気候区分

北海道の気候

夏は涼しく比較的過ごしやすいです。しかし、秋から春にかけて気温は氷点下まで下がり雪が積もるので、寒さが厳しいのが特徴です。

北海道の気候

太平洋側の気候

夏は南東からの季節風の影響を受け、降水量が多く蒸し暑い天気が続きます。台風の影響を受けやすいので、秋の降水量も多くなります。冬は晴れのことが多いが、北西からの季節風によって冷たく乾いた風が吹き、乾燥した晴天が続きます。また、台風の影響を受けやすいのも特徴のひとつです。

太平洋側の気候

日本海側の気候

夏には晴れた日が多く気温も高い一方、冬になると北西からの季節風の影響で雪や雨が多くなり、山沿いの地域は豪雪地帯となります。

日本海側の気候

中央高地の気候

年間を通して降水量は少ないです。また、夏は暑く冬は氷点下になることや、昼夜の寒暖差が大きくなることが珍しくありません。この気候は長野県や山梨県、岐阜県北部などに見られるものですが、山形県や京都府などの盆地にも見られます。

中央高地の気候

瀬戸内海の気候

夏は四国山地が、冬は中国山地が季節風をさえぎるため、年間を通して晴れることが多く、冬でも雪が降ることはあまりないので降水量は少なく、気温は温暖です。

瀬戸内海の気候

西南諸島の気候

年間を通して気温が高くなります。夏は極端に暑く、台風の影響を非常に受けやすいため雨は多いが、冬でも平均気温は14度程度と温暖なので雪や霜は降りません。

西南諸島の気候

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