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留学生の就職状況

日本における外国人留学生の就職率は、就職希望者に対して約60%程度となっています。日本人学生に比べ就職率が低い要因として、日本の就職活動の文化理解不足や、日本語能力の不足、外国人留学生への求人数が日本人学生と比べ相対的に少ないなどの要因があります。日本で就職を希望する外国人留学生は日本の就職活動の文化を早期に理解し、日本語のレベルアップする等準備をしっかり行うことで就職できる可能性が高くなります。

❶外国人留学生の卒業者数・就業者数

留学生の日本企業への就職は、2009年度の6,073人から2019年度は約3.8倍の、20,402件に増加しています。留学生の日本企業への就職率は、最近10年間では、右肩上がりで上昇を続け2019年は36.8%となり、過去最高となりました。前項の日本人学生のデータとり就職率を比較するためには、卒業後にそのまま日本で就職を希望する学生の数が必要となります。ある調査では、約60%の学生が卒業後にそのまま日本での就職を希望してると言われています。2019年のデータで計算すると、日本での就職を希望する留学生の内、約60%の学生が日本で就職することができているということになります。

外国人留学生の卒業者数・就業者数

(独)日本学生支援機構「外国人留学生進路状況・学位授与状況調査」

❷就職先の従業員規模

留学生は大企業志向が強く、有名企業への入社意欲が高い傾向にあります。しかし、グラフを見てわかるとおり、従業員が2,000人以上いる企業に就職した留学生は、13.1%となります。1,000人未満の中堅・中小企業が75.8%を占めています。またその内50人未満の中小企業が約37.2%を占めています。
日本の中小企業は、大企業の下請けの役割を果たすだけではありません。世界ナンバーワンの技術やシェアを持っている優良企業が多数あります。会社の規模だけでなく、企業の事業内容を研究することで就職の幅を広げることができます。

就職先の従業員規模

出入国在留管理庁
「2019年における留学生等の日本企業等への就職状況について」

❸就職先の業種

職先の業種については、ものを作る企業(製造業)に就職している学生が約15%。ものを作らない企業(非製造業)に就職している学生が約85%を占めています。一番多いのは、卸売・小売業(14.6%)で2番目は、職業紹介・労働者派遣業(10.4%)、3番目が情報通信業(9.5%)、4番目が宿泊業(6.5%)という順番になっています。

就職先の業種

出入国在留管理庁「2019年における留学生等の日本企業等への就職状況について」

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