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生活費・物価

日本での留学生を考える際に重要となるのが、生活費です。日本の物価は、アジア地域の中では高い傾向にあります。すでに日本で生活している 留学生の収入と支出の平均額から日本で生活するために必要な費用の把握を行いましょう。生活費については、日本のどの都市に進学するかということも関係してきます。大都市圏については、特に住居費が高くなり、生活費全体が高額になる傾向があります。生活費の観点から進学する都市を考えることも必要となります。

日本の物価

日本の物価は、アジア地域の中では高い傾向にあります。特に、住居費やタクシーやバス、インターネット、携帯電話通話料などのサービス費用は高い水準にあります。日本国内の物価の変動については、ここ30年間はほとんど変動はなく、安定しています。日本国内でも地域により、物価が変わります。特に留学生の生活費で大きなウエイトを占める住居費については、地域差が大きく日本のどの地域に留学するかで大きく変わります。一方で、携帯電話の通話料やインターネット、光熱費、などについては日本のどの地域でも物価はほとんど変わりません。食料品や生活雑貨については、購入するお店によって価格が変わるので工夫次第で節約は可能です。

タクシー〜ハンバーガーは東京地域の物価

総務省2020年4月「小売物価統計調査」

留学生の収入

留学生の収入の実態を見てみると全国の平均値は月額で148,000円となっています。地域別にみると四国地域が119,000円と一番少ない一方で、関東地域は162,000と4万円の差があります。また、関東地域の中でも東京は166,000円と一番高くなっています。月額の収入の地域差については、仕送りで31,000円、アルバイトで18,000円、奨学金で19,000円の地域差がみられます。大学の国立と私立に在籍する学生の比較では、国立大学に在籍する学生は124,000円ですが、私立大学に在籍する学生は157,000円と国立大学の学生に比べ3万円程度高くなっています。

留学生の収入

(独)日本学生支援機構
「2019年私費外国人留学生生活実態調査」

費目別の収入

留学生の方法は、母国からの仕送り、日本でのアルバイト、奨学金が多くを占めています。全国の平均では、母国からの仕送りが63,000円、日本でのアルバイトが57,000円、奨学金が20,000円となっています。日本語学校に在籍する留学生は奨学金の種類が少ないため、仕送り、アルバイトが収入に占める比率が高くなります。

費目別の収入

(独)日本学生支援機構
「2019年私費外国人留学生生活実態調査」

留学生の支出

留学生の日本での留学生での支出については、全国の平均値は月額で138,000円となっています。収入と比較すると支出は10,000円少ないという結果となります。地域別にみると四国地域が110,000円と一番少ない一方で、関東地域は151,000と約4万円の差があります。また、関東地域の中でも東京は155,000円と一番高くなっています。地域別の差については、学習研究費(学費)で13,000円、住居費で17,000円の地域差がみられます。また、大学の国立と私立に在籍する学生の比較では、国立大学に在籍する学生は124,000円ですが、私立大学に在籍する学生は157,000円と国立大学の学生に比べ3万円程度高くなっています。

留学生の支出

(独)日本学生支援機構
「2019年私費外国人留学生生活実態調査」

費目別支出

留学生の支出については、学習研究費(授業料、教材費等)、食費、住居費が約70%を占めています。全国の平均では、学習研究費が45,000円、食費が28,000円、住居費が35,000円となっています。学習研究費(授業料)については、国立大学に在籍する学生の全国の平均金額が34,000円、私立大学が63,000円、専門学校が55,000円、日本語教育機関が53,000円となっています。

費目別支出

(独)日本学生支援機構
「2019年私費外国人留学生生活実態調査」

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