日本留学の経験
Experience of studying in Japan
留学生インタビュー
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- アラン・マサト・ハヤシさん
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- ブラジル
- 東京外国語大学
- Q.
- なぜ留学先に日本を選びましたか？
- A.
- 日本で高校を卒業し、日本で大学に入学する予定でした。しかし、祖父の世話をするために母がブラジルに帰ることにしました。母がブラジルに帰国することを聞いたのは、大学合格通知を受け取った後でした。その時はまだ１８歳だったので、日本で一人暮らしなどできないと思い、母と一緒にブラジルに帰り、働き始めました。しかし、給料は安く、やっていた仕事も好きな仕事ではありませんでした。私が住んでいた街の日本領事館でアルバイトをしていた時に、日本留学の奨学金についてのポスターを目にしました。その奨学金に申し込み、学士号の課程を日本で終えました。
- Q.
- 日本留学での一番楽しかった思い出は何ですか？
- A.
- 世界中から来た人々に出会える大学で学生になれたことです。東京外国語大学は、毎年複数の国々から大勢の新しい留学生を迎えます。彼らの文化や自分たちの国との違いから多くのことが学べます。
- Q.
- 日本の一番好きなところは何ですか？
- A.
- 治安の良さです。ブラジルの私が住んでいた地区ではいつ強盗に遭遇するか分からなかったので、いつも緊張していて、気が張っていました。私のノートパソコンと携帯が一度盗まれたことがあります。反対に、日本では夜道を人が歩いていたり、終電で帰宅したり、食事の注文やトイレに行く時に持ち物を置きっぱなしにしているのを見ます。日本は大変安全な国です。
- Q.
- 日本留学で学んで一番良かったことは何ですか？
- A.
- 余裕をもって計画することです。最後の最後まで色んなことを先延ばしにしてはいけません。私の意見ですが、ブラジル人は大抵時間を守りません。仕事以外で時間を守る人はほとんどいません。しかし日本では数分前にはタスクを完了しておく必要があります。日本の生徒たちはそのように教育されていると聞きました。私の偏見かもしれませんが、日本人にとっては、時間通りではもうすでに遅刻しているようなものです。やるべきことを先に終わらせておけば、あとの時間を心おきなく過ごせます。
- Q.
- 日本留学を考えている人へのアドバイスはありますか？
- A.
- 日本への到着後、最初に直面する壁は言語と文化です。これらの要素によって日本人生徒とコミュニケーションが取れない留学生をたくさん見てきました。問題なく日本語が理解できる人はうまくやっているようです。日常生活に特化した日本語と文化を学ぶことはとても重要です。日本に到着してから、小さな食事会に呼んだり、クラブ活動に参加したり、一緒に勉強したりといった活動に加わることをお勧めします。そうすれば仲間と親密な友情を築けて、日本での生活がどんどん良くなっていきます。
取材日：2021年8月
